to work with one's hands
季節の手仕事 (梅酒とらっきょう)
目で香りで季節を感じさせてくれる初夏の手仕事です。
※初夏に旬を迎えるらっきょう
採れたてを逃さず漬け物にすれば、一年中みずみずしさを味わうことができます。
※香り良く瑞々しい青梅
梅仕事ができるのは、1年のなかでも(6〜7月)この時期だけです。
その香りの良さに ついそのまま口に運んでしまったら まぁ!大変!泣きを見ます(汗)
綺麗な形や大振りの梅だけが使える訳でないんですよ!
傷んだ梅だって形が凸凹していたって、熟し過ぎた梅だって、使い方を変えれば 全てOK!
【梅酒作り】
バーボン、ウィスキー、梅酒も好き!
それなら一緒に飲んでしまえばいいのでは?
自分好みの梅酒作りを挑戦して見て下さいね^^
※梅酒作りの基本の配合
「梅1㎏、氷砂糖1㎏、お酒1.8L」
【用意するもの】
密閉できるガラス瓶 4〜5L容量
梅 1kg
氷砂糖 1kg
お酒 1,8L
(大人の味がお好みの方は、氷砂糖500〜800gで調整してみて下さい)
アルコール度数は35〜45度のものを使います。
アルコール35度以上のホワイトリカー・焼酎・ブランディ・ウイスキー・ウォッカ・ジンなどが望ましいのです。
★梅シロップはお酒を入れず、梅と氷砂糖のみ!後はじっくりと 梅シロップが上がって来るのを待つだけです!
作り方
①瓶を煮沸消毒し乾燥させる。
②梅を水洗いした後2時間程度水に漬けてアク抜きをする。
③清潔な布巾やペーパーで梅の水気をしっかり拭き、ヘタを竹串で取る。
④瓶に梅と砂糖を交互に入れる。
⑤梅と砂糖が入れ終わったらお酒を入れる。
⑥蓋をしたら冷暗所で保管します。
(時々 瓶の蓋を開けてガス抜きをしましょう)
漬けてから3ヵ月過ぎた辺りから飲めるようになりますが、時間を置くとより深みのある濃厚な梅酒を楽しむことができます。
梅の実は1年程で十分にエキスが染み出すのでその頃には取り出しましょう。
漬けたまま放置すると渋味が出てしまいます。
⚠️ 一般のご家庭で、(アルコール度数20パーセント未満)を使って梅酒をつくる行為は法律違反(酒税法違反)です。
自家製梅酒づくりには、アルコール度数20パーセント以上の酒類をご利用ください。
(20度以下の酒で梅等の果実を漬けた場合、極稀に腐敗発酵するおそれがあります。)
また自家製梅酒の販売や譲渡も法律違反です。できた梅酒はご自身やご家族(20歳以上)でお楽しみください。
【らっきょうの作り方】
手間隙かかりますが、食べたときのシャキシャキとした食感は格別です!
材料
らっきょう 1kg
(した処理漬け液)
水700ccに塩150g
(本漬け汁)
水…150ml
氷砂糖…250g
酢…350ml
赤唐辛子 2本
お鍋に、水、氷砂糖を入れて一煮だちさせ冷めたら酢、赤唐辛子を加えます。
氷砂糖は全部溶けきらなくて大丈夫です。
作り方
※した処理
①土つきらっきょうのした処理
1kgの土付きらっきょうをバラしながら、土をよく洗い落とします。
.②ひげ根は、包丁で根元ギリギリを切り落とします。
③流水で洗い、ザルに上げます。
④らっきょうを、きれいに洗い煮沸したビンに入れます。
※した処理漬け液
水700ccに塩150gを溶かす。
塩水をらっきょうの入ったビンに入れ、ふたをして10日程寝かせます。
その間2〜3日に1回はガス抜きの為蓋を開けます。
白い泡は乳酸菌なので、取り除かないで下さいね。
※本漬け
①流水で塩抜きをします。
水道水で半日くらいが目安。
塩抜きがムラにならないよう、時々かき混ぜます。
②鍋にたっぷりの湯を沸かし、ザルごと10秒間浸けて殺菌し、湯切りして水気をとばす。
(水気があると傷みやすいので、冷ましてしっかり水気を切って下さいね)
煮沸して水気を切ったビンに、らっきょうを入れ、つけ汁を注ぎ入れて冷暗所に寝かせます。
おおよそ3週間後から美味しくなります。
今年も梅仕事を無事に終えました。
らっきょうは まだ出来そうです^^
手間隙かかる手仕事ですが、自分好みのオリジナルが作れるのも魅力です!
ぜひ挑戦してみて下さい^^
Living with handicraft
#手仕事のある暮らし
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(#好きなものに囲まれて)
※ Chizu's House